カードローンの年齢制限|何歳から何歳まで申込できる?

カードローンの下限年齢と上限年齢を教えて

急な出費に備えてキャッシング用のカードを一枚作っておきたいと思っても、貸付条件に該当していなければ申し込みをすることができません。
カードローンは取扱う金融機関によって様々な申込条件が定められていますが、どの金融機関でも年齢に関する制限が必ず設けられています。
クレジットカードは、18歳以上でも保護者の同意があれば利用することができるため、カードローンも利用できそうではありますが、カードローンの場合は親の同意があっても、対応してくれる金融機関は少なく小規模な街金業者しかありません。

 

銀行や消費者金融ではお金を融資する際、申込をした人に返済に関する基礎能力があるかどうかを慎重に審査します。
未成年者や高齢者の場合は、安定した収入を継続的に得られる可能性が少ないと判断されてしまうのです。
また未成年の場合は法的な制限も関係してきます。

 

今回の記事では、カードローンの年齢制限に焦点を合わせ、年齢制限が設けられている理由など解説していきます。

 

 

 

カードローンに申込したいけど何歳から何歳までが申込できる?

冒頭で説明した通り、カードローンの申込年齢には制限が設けられています。
下限は20歳以上で上限はカード会社によってまちまちですが、65歳あたりから70歳くらいまでとなっています。
世の中には未成年でも就職して仕事をしている人もいますし、70歳を過ぎていても元気に仕事をしている人もいます。
年齢で返済能力を測られるのは、少し納得がいかない人もいるでしょう。
この章ではその理由について掘り下げてみていきましょう。

 

カードローンにはなぜ下限年齢が設定されているの?

まず一番大きな理由として、民法第5条の「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない」という法律が大きく影響しています。
法律行為にはクレジットカードなどの契約も含まれており、法定代理人とは未成年の場合は、ほとんどが親です。
要は親の同意がなければ未成年者は契約をすることができないということです。

 

未成年者は法律上では判断力が備わっていないとみなされ、不当な契約によって不利益を被らないよう未成年者を保護するために、このような法律が定められています。
一方的に未成年者が利益を受けるものに関しては認められていますが、キャッシングやローンのように借入を受けて、その後利息を含めて返済をしていくという制約が課せられるものの場合は、単独で契約をすることが認められていません。

 

親の同意なく未成年が契約をした場合は、法的に契約の取消しや追認拒絶もできます。
となると親の同意があれば、融資を受けられるのではという話になります。
確かに法律上では親の同意があれば、ローンの利用も可能です。
日本貸金業協会でも、審査基準は各金融機関により違いはあるものの、原則未成年者への融資には親権者等の同意が必要であるとの回答しており、未成年者への貸付そのものを禁止しているわけではありません。

 

しかし、銀行や消費者金融会社がわざわざハイリスクな契約を締結する必要はありません。
銀行はそれほどでもありませんが、消費者金融など「金貸し」と呼ばれる存在は社会的にもあまり良いイメージがなく、問題があれば叩かれることが多いので未成年への融資はそういった観点からもリスクが高いのです。

 

また未成年の場合は就職をしていても、生活の基盤が整っていないことも多く、安定した継続的な収入を見込めるかどうかとなると不安が残ります。
このような理由から未成年への融資をしていない貸金業者が多いのです。

 

カードローンにはなぜ上限年齢が設定されているの?

一般的なカードローンの上限年齢は、60歳・65歳・70歳などがほとんどです。
銀行などにはシニア向けのカードローンで75歳まで可能なところもありますが、そのような例はかなり少ないです。

 

高齢者に対する貸付には特に法律は関係していません。
しかし高齢者の場合は、安定した収入を今後も継続的に見込めるかどうかという点が判断基準となります。
ひと昔前は定年退職といえば60歳というように、ほとんどの会社で定年退職制度が設けられていました。
これは法律で定年退職の下限年齢が60歳と定められていたというのが大きな背景でしょう。
現在は「高年齢者の雇用の安定等に関する法律」が平成25年4月に制定されて、社員が希望する場合は65歳まで継続雇用することが義務づけられ、一般的に65歳までは安定した収入を得ることも不可能ではなくなりました。
また近年では70歳でも元気に働いている高齢者も多くなっており、数は限られているものの70歳まではカードローンの申込ができる金融機関もあります。

 

カードローン|70歳以上で借入はできない?

70歳以上の借入については現状かなり厳しいです。
シニア向けのカードローンもいくつかありますが、地方銀行や銀行の支店が設置されている地域でないと申し込みができない等、実際利用ができるのはごく一部になってしまうでしょう。

 

また70歳以上となると、仕事をやめている人も多くなります。
高齢者の金融商品には、無職でも年金受給額を収入としてみなして審査をするものもありますが、年金受給のみで融資の申込を受け付けてくれる金融機関もかなり少ないです。
年金以外でパートをしていればその内容で審査をしてくれるところもありますが、70歳以上を対象にしている金融機関はほぼないと思った方がいいでしょう。

 

高齢者の場合は一般的な金融機関だけではなく、公的機関からの融資を受けることもできます。
その一つにWAMと呼ばれる福祉医療機構の年金担保融資があります。
これは受給する国民年金・厚生年金を担保にして融資を受けるもので、返済は年金から差し引かれることになります。
融資額は10万円~200万円の範囲内で、受給している年金の0.8倍以内となります。
利率は1.9%と低いのですが、契約には連帯保証人が必要な場合もありますし資金使途も要件が定められています。

 

また社会福祉協議会でも生活困窮者自立支援制度により65歳以上の高齢者を対象に福祉費、教育支援資金、不動産担保型生活資金の貸付を行っています。

 

公的機関での融資の場合は、低金利が特徴ですが手続きには様々な機関を通す必要があるので、申込をしてから融資を受けるまでに期間がかかります。
利用を希望する場合は、事前に条件や手続きの流れを社会福祉協議会に問合せて確認をしておきましょう。

 

どのような場合にしろ、融資を受ければ返済が必要となります。
年金受給額は生活にも使う費用ですから、お金を借りる場合には年金以外で収入を得られるようにしておく方が良いでしょう。
また年金は2ヶ月おきの受給ですが、返済は毎月必要ですのでその点も注意しておかなければなりません。

 

 

銀行のカードローンと消費者金融のカードローンはどっちが年齢条件が厳しい?

大手銀行カードローンの年齢制限比較

銀行系カードローンの年齢制限を比較してみましょう。

 

・みずほ銀行カードローン…満20歳以上満66歳未満
・三井住友銀行カードローン…満20歳以上満69歳以下
・イオン銀行カードローン…満20歳以上満65歳未満
・りそな銀行カードローン…満20歳以上満66歳未満
・楽天銀行スーパーローン…満20歳以上62歳以下
・新生銀行カードローンレイク…満20歳~70歳
・三菱UFJ銀行バンクイック…満20歳以上65歳未満
上記の大手銀行は、ほとんど貸付条件に「安定した収入がある人」とあり、年金受給者に関しては明記されているところはなく、問合せでも年金収入だけで融資が出来るという回答はみずほ銀行のみでした。
また申込条件には、保証会社の保証を受けられる人と記載されていますので、保証会社での審査も通過する必要があります。

 

ちなみに70歳以上でカードローン申込が可能な銀行は、スルガ銀行の対象年齢が20歳以上70歳以下、但馬銀行のセカンドライフ応援カードローンが60歳から74歳などです。
カードローン以外では資産運用型やフリーローン、シニアローンという形で融資を扱っている銀行もあります。

 

大手消費者金融カードローンの年齢制限比較

消費者金融系のカードローンの年齢制限を比較してみましょう。

 

・プロミス…20歳以上69歳以下
・アコム…20歳以上(上限年齢の案内はなし)
・SMBCモビット…20歳以上69歳以下
・アイフル…20歳以上(取引期間中に満70歳になった時点で追加融資を停止)
大手消費者金融のカードローンでは70歳以上で申し込みが可能なところはほとんどありません。
消費者金融会社の場合は総量規制もありますから、基本的に年金受給だけでは融資をしないという傾向にあり、パートやアルバイトなりで年金以外の収入を得ていることが条件となっているところも多いです。

 

 

どうすれば未成年でもお金を借りられる?

未成年者はカードローンを利用することができませんが、学生ローンを取り扱っている金融機関には18歳以上で利用ができるところもあります。
三井住友VISAカードの学生専用のクラシックカードやデビュープラスカードなどはクレジットカードですが、キャッシング利用枠も5万円まで借入可能ですし、18歳~25歳の学生(高校生不可)が対象となっています。
未成年の場合は、親権者の同意が必要です。
また学生以外の18歳以上(高校生除く)の未成年者であれば親権者の同意書が必要ですが、キャッシング枠が0~50万円となっています。
未成年の場合の利用限度額は少額に設定しておく方が安心です。

 

金利は消費者金融とほぼ変わらない15%で、総量規制の対象となりますので無職の学生では利用できず、アルバイトの年収の3分の1を超える融資は受けることができません。
また審査の際にはアルバイトなど勤務先の在籍確認も必要となります。

 

三井住友VISAカードは大手のクレジットカード会社ですから安心できますし、学生対象のカードの場合学校を卒業するまで年会費が無料であったり、ポイントのキャッシュバックのサービスも付いていたりしますので、利用する際は家族とよく相談して上手に活用しましょう。

 

クレジットカード以外の学生ローンもいくつかありますが、街金業者のような小規模の金融会社で無名なところが多いです。
うっかり間違えてヤミ金融などで借金をしてしまうと大変なことになりますので、利用する場合には金融庁の登録貸金業者情報検索にかけて登録がきちんとされている業者なのか確認してください。

 

 

カードローン契約後の借入に年齢制限はある?完済時の年齢制限は?

カードローンの契約ができたあとでも、金融機関では契約について定期的に更新を行っています。
期間は銀行によって異なりますが、大体が1年や3年、5年などです。
通常は特に利用者に連絡なく自動更新が行われますが、この自動更新にも年齢制限が設けられているところも多いのです。
契約更新がされなくなると、カードの利用枠内であっても新たに借入を受けることができなくなります。
契約更新ができないからといって一括返済を迫られるということはほとんどありませんが、完済時の年齢を設定しているところもあります。

 

先ほど申込年齢の例にあげたみずほ銀行は、満70歳で契約更新がされなくなります。
この場合70歳を超えた時点で、カードの限度額内であっても融資を受けることができなくなります。
みずほ銀行の場合は完済年齢が住宅ローンのみ81歳と定められています。
福島銀行や荘内銀行などの地方銀行のシニア向け目的ローンなどには、完済時の年齢が満80歳以下と明記されています。
契約で決められている約定額を支払日までに入金していれば、自然と設定されている年齢までに完済できるようになっていますが、支払が遅れてしまった場合や入金額を利息のみの入金にした場合などは注意が必要です。

 

 

カードローン申込年齢についての制限まとめ

カードローンの契約には様々な年齢制限がありましたね。
しかし申込条件の年齢制限をクリアしても、融資を受けるためには金融機関独自の審査基準もクリアしなければなりません。
借金は簡単にお金を調達できますし便利というメリットがある一方、注意していなければ癖になってしまうデメリットも併せ持っています。
安易にお金を借りる選択をして、どんどん残高が増えてしまい返済ができなくなるケースも多くあります。
お金を借りた後、最後まで返済できるかどうかは金融機関でも審査で調べられますが、自分自身でも返済中の生活に不安がないかをよく検討した上で利用しましょう。

失敗しない!カードローン選びレッスン

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